2009年11月30日

保険って難しい!?

先日の生命保険の見直しを依頼していただいた方の現状の保険契約。
有名な国内の生命保険会社の、TVコマーシャルなどでよく見る名前のものでした。

最近の国内生保会社のイチオシ商品って何でこんなに難しい内容なんでしょうか?
はっきりいって一般の方にはほとんど理解不能な内容です。
一体いくらの保障が何歳まで続いて、最終的に保障がいくら残るのかが決まっていないものがあります。

ここから私見ですが、加入してから年数が経過し更新の時期にくると
後戻りできないような内容のものが多いんです。

具体的に言うと、更新前と同様の保障だと保険料がかなりの高額になってしまい、
また保険料を同額程度にしようとすると年齢が高くなっているので必要な保障が受けられない、
という自体が多くなりそうです。今回のケースですと、現状の保険料が2万3千円、更新後は6万円です。
また、入院特約が付いていてもある程度の年齢になるとその特約が切れてしまうものも多くあります。
さらに、普通のサラリーマンの家庭で、お子様が大学を卒業する程度の年齢をこえてもまだ何千万円もの保障が必要かどうか。

なんでこんな保険を提案するのか不思議になってしまいます。  


Posted by 森下靖也 at 12:24Comments(0)FP

2009年11月29日

生保見直しのご依頼

先日、生命保険の見直しの依頼がありました。

現状、加入しているご主人の保険が数年後に更新になり、
保険料が月額2万3千円のものが6万円強になってしまうんで、
今の保険にそのまま加入しておいていいのかあるい今の段階で手を打っておいた方がいいのか不安になって、ということでした。

こちらの方のケースに限らず、更新まで保留にしておくと
新たな契約するときの年齢が高くなってしまい保険料も高くなってしまいます。

さらに、その数年の間に何らかの病気になってしまうと、新たな保険に加入できなくなってしまうケースも考えられます。

今回については、現状での将来の生活費・教育費を計算し各年代での必要保障額を計算しました。
お子さんの年齢から、大きな保障は後10年間必要で、その後は大きな保障はないことが分かりました。
そのデータから現状から保険料負担が大きく変化しないような商品の提案を行っていきます。  


Posted by 森下靖也 at 12:10Comments(0)FP

2009年11月12日

生命保険〜必要保障額

あなたは自分の生命保険の保障額をどうやって決めましたか?

1 外交員さんに「このくらいは必要ですよ」って言われたから

2 「このくらいの保険料なら払えるけど」って外交員さんに話したら
「じゃあこのくらいの保証になりますね」って感じで決めた。

3 何となく

4 知らない(爆)


ほとんどの方がこんな感じで、保障額を自分の意志では決めてないのが実情です。
いろんな方に話を聞くと、生命保険は奥さん主導で入ったんで
自分が死んだらいくら保険が下りるか知らないんだよね!はっはっは〜
なんて話、結構聞きますよ。



生命保険の必要保障額は「万が一のことがあったらこれだけ必要なんだ!」
ということが大原則です。

万が一のことがあっても、子供にはせめて大学までは行かせてあげたいと考えるなら、残された家族(奥さん)の生涯の生活費+大学卒業までの子供の教育費用が必要になります。

子供が小さいうちは必要保障額は多くなりますが年々年を取り、子供が大きくなっていくと大学卒業までの期間は短くなりますから、必要保障額は年々減少していくはずです。

ところが多くの方の保険はある程度の年齢まで(場合によっては一生)保障額は一定です。


必要保障額を考える上で重要なのが遺族年金です。

一般的なサラリーマンの場合はご主人に万が一のことがあった場合には厚生年金や国民年金から遺族年金が支給されます。

この遺族年金、子供がある一定の年齢まではしきゅうがくが増える仕組みになっています。

ということは、その遺族年金がいくら支給されるかも考えなければ必要な保障額は計算できないはずです。


しかし、ほとんどの方がこのようなことを考えずに
毎月多額の生命保険料を支払ってるのが現実です。
その多額の保険料が生活費を圧迫してることも事実です。  


Posted by 森下靖也 at 16:28Comments(0)FP

2009年11月11日

ファイナンシャルプランナーの仕事

みなさんはファイナンシャルプランナー(FP)って何をする人かご存じでしょうか?

ファイナンシャル(ファイナンス)は財務

プランナーはプラン(計画)を立てる人

という意味です。

FPは、依頼者の相談を受け、長期的かつ総合的な視点で様々なアドバイスや資産設計を行い、併せてその実行を援助するファイナンシャル・プランニングの専門家です。

そのアドバイスや設計の項目の中に金融、税制、不動産、住宅ローン、生命保険、年金などがあります。

FPって、保険の見直しやさんとかって思ってる人が多いんですが、
あくまでも保険の見直しというのは業務のほんの一部なんです。

詳しくは日本ファイナンシャルプランナーズ協会のHPをご覧下さい。  続きを読む


Posted by 森下靖也 at 12:07Comments(0)FP

2009年11月10日

生命保険

昨日、税務署から年末調整関係の書類が届きました。
この封筒を見ると「年末だなぁ」って思うのと同時に
生命保険について考えてしまいます。

皆さんは自分で加入している生命保険の保障額って知ってますか?

何才まで保障があるか知ってますか?

ぜひ一度、契約内容を確認してみてください。  


Posted by 森下靖也 at 22:14Comments(0)FP